お食事楽健法しつらえ自然と環境明日香村
 

お食事

旬のものを食べ、土地のものをいただく・・・

現代の生活では、相当気を配り注意しないとできなくなりました。ややもすれば、今 何が旬で、どこで採れたものかもわからないままになっています。

また、その土地でその時期にできるものは、そこに暮らす人たちの体に一番合ったものなのです。流通や保存技術、地域や国際交流が発達したお陰で、いつでも何でも手に入る時代になっています。

旬のもの・土地のものをいただくことと同じように、大切なことがあります。料理に使う水や調味料も、実はとても大切なのです。

南瓜のスープ
味噌や梅干しは自分で作り、調味料は昔ながらの製法で作られた本物を使う。・・・ひと昔前まで、ほんの戦前まで、日本人が普通にしてきたことです。

あわ乃里(あわのさと)では、今では難しくなったこれまでの「普通」を召し上がっていただきます。この特別でない大切な「普通のこと」が、体を養い、心をも豊かにしてくれると思っています。

日本の原風景と言われる明日香村で、食の原点に戻ってお食事をしてみませんか?(→ご予約/お問合せはこちら


四季彩らんち(2024年1月)
 

楽健法(らっけんほう)

楽健法とは、足圧を使って体のコリや滞りをほぐし、全身のめぐりを良くする健康法です。施術を受けることで、血流やリンパの流れが良くなり、代謝も上がります(⇒詳しくはこちら

施術中にお腹がぐるぐる鳴り出したり(腸の動きが良くなったということ)、痛くて曲がらなかった膝が楽になったり…。そんな嬉しいことが起こったりしています。

時には施術中に気持ち良くなって、寝てしまうこともあります。また、施術をする側も、代謝が良くなり体幹も強くなってきます。つまり、ギブ(give)する方もテイク(take)できるという素晴らしい健康法です。

ご興味を持たれた方は、先ずは「お試し20分」を是非体験してみて下さい(→ご予約/お問合せはこちら

ささめやゆき画)

しつらえ

あわ乃里は、築60数年の「昭和感」満載の屋敷です。お客様の中には、懐かしい思いを持たれる方も多いのではないかと思います。

良質なものを使い、かつ上品で重厚な趣のある屋敷は、とても落ち着く空間です。床の間・書院・襖やガラス戸などの建具は、随所に凝った造りが施されています。門屋(もんや)が開くとすぐに目に飛び込んでくる庭の風景は、松の木を中心に日本人の自然観と粋を十分に感じていただけると思います。

今風の家とはちょっと違う雰囲気を楽しみながら、是非ゆったりとお食事を味わったり、楽健法を受けていただければ良いなと思います。

 
 

明日香村の自然、環境

明日香村は、自然がいっぱい、緑がいっぱい。田んぼや畑が至る所で見られます。

あわ乃里は、和田池に面しています。キッチンの窓を開けると一幅の風景画のような景色が望めます。晴れの日・曇りの日・雨の日…毎日違った表情を見せてくれます。時には、向こうに見える小山に もやがかかっていて、とても神秘的です。また、水面に映る景色は、合わせ鏡のようです。毎朝 窓を開けてこの景色に出会うと、思わず手を合わせてしまうのです。

観光の名所、古墳や遺跡がある村の中心部から少し離れると、そこには正に日本の原風景があります。例えば、毎年案山子のコンテストが行われる稲渕地区。ここは奥明日香と呼ばれ、見事な棚田が見渡せます。あるいは、多武峰(とうのみね)方面へと続く細川地区。ここも四方に棚田が広がり、昔ながらの人の暮らしが存在するような別天地の趣きと穏やかさがあります。

この自然を護って来たのは、明日香村に住む人々の努力と、村を大切に思う気持ちだと思います。その心意気には敬意を表し、感謝の念に堪えません。

 

明日香村について

若い頃から大好きだった明日香村。20代の頃から、友だちと一緒にあるいは一人で、時々ふらっと訪ねたものでした。ひたすら歩いて散策したり、自転車で観光したり。

いつ訪れても、明日香村は安らぎを与えてくれ、リフレッシュさせてくれました。長い間、コンビニも駅前の道の駅も、何もない所でした。少しずつ利便性が優先されて整備が進み、変化していった明日香村ですが、古代の歴史のロマンと自然の宝庫であることに変わりはありません。

念願かなってこの地に住むことになり、そして実際に住んでみて3ヶ月余りが経ちました。この村は、自然も人も本当に優しい…。そう感じています。そして、なんとなく感じる土地の強いエネルギー…。やはり古代日本の都が造られた場所であることと、深い繋がりがあるのかもしれません。

あわ乃里を訪ねてくださる方々が、明日香村をもっともっと好きになってもらえるようにと願って止みません。

 

2023年9月30日 店主 藤本一子(ふじもとかずこ)

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