太ねぎの焼き浸し

【あきのの湯】
寒さと暖かさが交互にやって来る今年の２月。三寒四温というよりも、「寒」がもっと長くて六寒か七寒のような気がします。この寒さの向こうには、明るい春が待っている…そう思いながら、寒さに耐える今日この頃です。先日、宇陀市にある「あきのの湯」という温泉に、初めて行きました。温泉好きの私にとって、初めての温泉は期待でいっぱい。明日香村からは意外と近くて、30分もかかりませんでした。

1. レストランでランチをいただき、その後広 い和室で休憩。床暖房のお陰で、横になると背中がぽかぽか温かくて、いつの間にか眠っていました。床暖、気持ち良過ぎてヤバイなー……と起きてからすぐにお風呂へ。お湯は少しぬるっとした感じでまったりしていました。浴槽が、水風呂を含めて５つほどあり、その内の１つが当帰葉(大和当帰)を入れたものでした。漢方薬っぽい香りに包まれながら、更にぬるっと感じるお湯は、まさに薬効がありそうです。体の隅々まで温まって、大満足でした。そう遠くない所にこんなに良い温泉があったなんて！これから度々行くことになりそうです。

【太ねぎの焼き浸し】
冬場の美味しい野菜の１つ「太ねぎ」。毎週仕入れて 料理をしています。焼き浸しは、太ねぎの白い部分をフライパンで焼いて、柔らかくなったら温かいうちに漬け汁に浸します。ほんのり焼き目をつけるように焼くと、美味しそうに見えます。ねぎの水分と旨味がとろーりと溶けて、それが漬け汁と合わさってなんとも美味しくいただけます。緑の部分は、お味噌汁や煮物に入れて、こちらも美味しくいただくことができます。 by ichi

(Fried green onion in Japanese broth)